1/6 月 鑑賞

昨年末、ほかげの前宣伝で面白そうと思って鑑賞。

知的障害者の施設の話しで宮沢理恵扮する主人公がその施設に介助の仕事に入る話し。旦那さんはオダギリジョーなんだが、かなりの三枚目役で、売れない映像クリエイターでウダツが上がらない。が奥さんには凄く優しい。そんな家庭を持ちながらの介助の仕事。

介助の仕事って実際おそらくそうなんだろうなと思うぐらい、見える所と見えない所で入所者に対する対応が違う。職員の一人がその違いで心が荒んでいき、最終的に、障害者は害で生きている意味なしと思い込み、入所者全員を殺害するのである。映像的にも凄まじいものであった。

何にも反応しない入所者の一人が紙で作った三日月を壁に貼ったところ、少し反応する場面があり、題名が「月」なので、殺害する際職員がその三日月を見て殺害を止めるのかと思っていたが、全く違っていた。結局、殺害して終わり。施設ってこんなに大変なんだよって言いたかったのかなぁ。